実は多い夏の脳梗塞!予防のために水分補給の4ポイント

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水を飲む女性

脳梗塞は夏に多い?!その原因は?

季節別脳梗塞発生件数国立循環器病研究センター脳血管内科の豊田一則部長が2008~11年に同センターにかかった脳梗塞患者2055人の発症時期を季節別に集計したところ、夏(6~8月)が529人で冬(12~2月)の521人を上回り最も多かった。

夏になると、汗をかきやすく体が脱水状態になりやすくなります。そうなると、血流が悪くなったり、血栓が出来やすくなります。

夏の脳梗塞を防げ!上手な水分補給とは?

ポイント1

水分を摂取しても、からだ全体に浸透するには15~20分かかるといわれています。ですので、水を飲んでもすぐに血液のドロドロが改善されるわけではありません。そこで、汗をかいていなくても、喉が渇いていなくても、こまめに水分補給をすることが大切です。汗をたくさんかいたときは、普通の水よりもスポーツドリンクなどの吸収が早く、消耗した塩分・ミネラルの補給に役立つものがオススメです。

ポイント2

夏に脱水状態になる原因として、エアコンがあります。部屋を涼しくして汗をかいていないのに?と思われるかもしれませんが、実はエアコンはとても空気を乾燥させます。もともと人間は、汗や呼吸などから失われる水分(「見えない汗」ともいわれる不感蒸泄)を合わせると、60kgのオトナの場合で1日に900ml、だいたい一日1ℓの水分を自然に失っています。乾燥によってさらに体内の水分が失われると、血液がドロドロになって血栓が出来やすい状態になります。よって、室内にいて汗をかいていないと安心せずに、こまめに水分を補給するように心がけましょう。

ポイント3

夏になると飲みたくなるのがビールなどのアルコール類。ビアガーデンなどもオープンして、みんなで飲みに行く機会も増えますよね。ビールなどのアルコール類を飲んでいると、たくさん水分をとっているように感じてしまいますが、それは間違い。アルコール類には利尿作用があるので、飲んだ以上に尿として水分が排出されるケースも多いのです。飲み会中のトイレの回数を思い出してみてください。頻繁に行っていませんか?あと、飲んだ翌日、なぜか体重が減っていたりしませんか?それだけ水分が出ているということなのです。そこで、アルコール類を飲んだ時は最後に水を1、2杯飲むようにしましょう。

ポイント4

睡眠前後の水分補給も大切です。実は、脳梗塞の4割は睡眠中の発病だと言われています。寝ている間に私達はコップ1杯程度の汗をかいています。夏の熱帯夜となると、もっと汗をかいているかもしれません。また、一般的に夜中は血圧が下がって血液の流れが悪くなります。夜中のトイレが心配だから・・・と夜になると水分補給を控えてしまう方も多いのですが、トイレがいやで脳梗塞になっては本末転倒です。また、夜に下がっていた血圧が起床前後から血圧が上昇し、活動に備えてアドレナリンが分泌されます。そうなると血液が固まりやすくなり、脳梗塞発祥のリスクが高まります。朝起きたらまずコップ1杯の水を飲むようにしましょう。




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