クロセチンという成分について

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クチナシの実 クロセチンという成分について

クチナシや香辛料のサフランに含まれる黄色の色素のことをクロセチンといいます。その性質や効果についてご紹介いたします。

概要

クロセチンはカロテノイドという、植物に多く含まれる脂溶性の成分であり、にんじんに多く含まれるβカロテンやトマトに多いリコピンもこのカロテノイドの仲間です。
クロセチンは天然由来の成分であり、昔から世界各国でスパイスや生薬として用いられてきました。日本では着色料として中華麺の鮮やかな黄色や栗きんとんの色づけとして使用されています。

クロセチンの原料となるクチナシは日本を含む東アジアに分布しており、日本では主に九州から沖縄の温暖な地方に自生しています。クチナシ自体は珍しいものではありませんが、クチナシの実1kgから抽出できるクロセチンはたったの5gであり、とても貴重な成分なのです。

性質

カロテノイドの1種であるクロセチンの1番の特徴は、他のカロテノイドに比べて分子が3分の2と非常に小さいということです。そのため体内への吸収が非常にスムーズで、摂取されてから吸収されるまでがとても早いという性質があります。

βカロテンやリコピンといった一般的なカロテノイドの吸収はとてもゆっくりで、血液中に成分が含まれるまでに食べてから丸1日近くかかります。
それに対しクロセチンは食べてから約4時間という短時間で吸収されるため、サプリメントなどで摂取すると効果を実感しやすいのです。

またそれだけなく、油と水の両方に馴染みやすい構造を持っているという特徴もあります。そのため身体のあらゆるところに行き渡り、目にも素早く届き有効成分が活躍してくれます。

サプリメント クロセチンという成分について

効果

クロセチンは目に良い成分として知られています。他のカロテノイドと同様、クロセチンには抗酸化作用がありこれが血流を改善する効果があるためです。血流が阻害されると本来届くはずの栄養や酸素が届かず、老廃物の蓄積や免疫力の低下を引き起こします。
特に目は繊細な動きをコントロールするために細かい筋肉がたくさんあり、その動きを支えるために毛細血管がびっしりと張り巡らされています。そのため血行が良くないと筋肉の働きが鈍り、眼精疲労を感じやすくなります。

クロセチンはその性質上、身体の至るところで作用してくれるため、目にも効果が現れるのです。また眼精疲労は首周りの血流も悪くし、肩こりを引き起こします。目の疲れを癒すことは、血行不良によるこういった諸症状の改善にも繋がります。

含まれている食品

クロセチンは着色料として多く使われており、おせち料理の栗きんとんやサフランを使用するスペイン料理のパエリアなどに多く含まれます。

オススメな人

パソコンを使ったデスクワーク中心の人など、眼精疲労が気になる人にオススメです。

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