急増中の現代病!スマホ老眼の概要と予防について

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めがね画像

子供や20代でも多いスマホ老眼の危険性とは

スマホ老眼という言葉をご存じでしょうか?スマートフォンやパソコンなどを長時間使用することにより、目を酷使しすぎて、目のピント調節機能が低下してしまう症状が出る状態です。子供や20代のような若い人でも、目が疲れ始める夕方頃になると、まるで老眼になってしまったかのように近くのものがぼやけて見えるようになってしまうのです。いったいどうしてこんなことが起きてしまうのでしょうか?目の構造の概要を簡単に説明すると、眼球の奥には網膜があります。これはデジタルカメラにおけるCCDデバイスのようなもので、画像を認識するセンサーです。網膜の神経は脳に直結していて、網膜に映し出された画像が、脳の中で映像として組み立てられます。網膜に当たる画像にピントが合うように調節しているのが、眼球の前側にある水晶体です。水晶体は、毛様体という筋肉をコントロールすることで厚さを変化させてピントを合わせています。スマートフォンを見続けていると、毛様体が疲れ切ってしまってうまく動かなくなり、水晶体を上手にコントロールすることができなくなります。そのため、近くを見るとぼやけるというスマホ老眼になってしまうわけです。

スマホをみる女性

毛様体の不具合と現代の教育環境の関連性

このように、毛様体を酷使し続けるような環境にあると、毛様体に不具合が発生してスマホ老眼になってしまいますが、現在の教育環境との関連性はどうなのでしょうか?
最近は、小学生の頃からパソコンを使用した授業が取り入れられるようになりました。小学生の場合、パソコンを使用する授業は1週間のうち1時間程度なのでスマホ老眼になるまで毛様体を酷使するようなことはないでしょう。授業が直接、スマホ老眼の要因を作ってしまっているわけではなさそうです。しかし、小さい頃からパソコンに触れているため、自宅でもパソコンを使いたがる子どもが増えているのが現状です。パソコンで調べ物をするだけでなく、動画サイトの閲覧など、一日中パソコンの画面を見ている小学生も多いのではないでしょうか。そのことが原因となり、スマホ老眼になる子供が増えているといえるのかもしれません。
また、大学生になると論文の作成などでパソコンを一日中使うことも増えてくるでしょう。そのため、大学生活での研究活動が直接的なスマホ老眼の原因になることは十分あり得るでしょう。

遠くを見つめる女性

スマホ老眼の原因を知り、対策のための目のストレッチを

水晶体は近くのものを見るときには厚くなり、遠くのものを見るときには薄くなります。このとき毛様体は水晶体を厚くするときには力を入れ、薄くするときには力を抜くのです。つまり、近くのものを見続けていると毛様体には力が入りっぱなしであることを意味しています。そのため、近くのものを見続けていると毛様体が疲れ切ってしまうのです。これがスマホ老眼の原因です。
スマホ老眼は、毛様体のストレッチを行うことで予防できます。具体的な方法は、近くのものと、遠くのものを交互に見ることを繰り返します。たとえば目の前に指を立てて、指を3秒ほど見ます。その後に、数メートルほど離れたところを3秒ほど見ます。この動作を数回繰り返すことでストレッチ効果があります。もしピントが合うまで時間がかかっているようであれば、それだけ毛様体が凝り固まっている証拠です。また、お風呂に入ったときに42度くらいの温かめのお湯をまぶたの上にかけると目の血行が良くなり、疲れ目を解消させる効果があるともいわれています。

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