早期発見早期治療が重要!緑内障の原因と予防について

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一度失われた視神経は回復しない!?緑内障の恐怖を知る

緑内障にかかり視神経が破壊されると視野の一部が欠けて見えなくなり、重症の場合は失明にまで至ります。残念ながら現代の医学では、一度破壊された視神経は再び回復することはありません。ですので、その前段階から注意して緑内障にまでならないようにするか、緑内障になったとしてもこれ以上進行させないようにすることが大切なのです。
まずは緑内障という病気を知る上で、概要を簡単に説明いたしましょう。
眼球の内部は房水という液体が満たされ、一定の圧力で眼球の形を保っています。何らかの原因でこの房水が過剰になり、眼球内の圧力が異常に高くなることがあります。この眼圧が高い状態が長期間続くとやがて視神経を圧迫し、視神経に異常が起きてきます。これが緑内障という病気です。

目頭をおさえる女性

定期的な検査が重要!自覚症状が少ない病気の進行状態

私たちの目は普段両目を使って物を見るため、片方の目の視野が一部見えなくなっても、もう一方の目でその部分をカバーすることになり、視野の異常に気付かずに過ごしてしまいます。そのため、自覚症状のないまま緑内障の進行が進んでいたということもあり得るのです。まずは40歳を過ぎた頃から定期的な眼圧検査をし、眼圧が高い場合は眼圧コントロールの治療を開始することで、緑内障への病気が予防できます。
緑内障の診断をする場合は、眼圧検査の他にも眼底検査、視野検査などが必要になります。そこで緑内障だと診断された場合、まずは点眼薬などの薬物治療から始めます。もし、薬剤での治療効果が十分でない場合は、他にもレーザー治療や手術などの対策方法もあります。このような治療方法で、視神経のダメージがそれ以上進行するのを止めることができます。そのため、緑内障は早期発見・早期治療が最も大切であると言えます。

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家族歴が発症リスクと関係する!?緑内障になりやすい人の特徴

一般的な緑内障の場合、40歳以上の人で血縁者に緑内障と診断された人が1人でもいるケースでは、そうでない人と比べると緑内障の発症率は2倍になり、2人以上の場合は発症率が4倍以上になることが分かっています。緑内障の原因として遺伝的要素は無視できませんが、血縁者に緑内障患者がいるから必ずしも緑内障にかかるともかぎらないのです。
緑内障の原因はまだはっきりとは解明されていませんが、強度の近視の人は視神経などが傷みやすい傾向にあるので注意が必要です。また、低血圧や冷え症の人は血流障害がある可能性があり、血流が滞ることで緑内障の視神経障害が進行してしまう場合があります。
他にもストレスやタバコ、睡眠不足などの環境因子が原因である場合も多く、特にタバコは網膜の血流を減らすので、緑内障と診断された場合は禁煙した方がいいでしょう。また、デスクワークなどで長時間下を向いた姿勢でいることは、目の中の房水の流れを滞らせて眼圧を上げてしまう可能性があるので、注意が必要です。

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