暗い場所で視力がなくなる!?夜盲症のリスクと予防対策

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夜の並木道

夜盲症は先天性!?後天性!?発症のメカニズム

暗いところで目が見えにくくなる夜盲症には、先天性と後天性のものがあります。先天性は遺伝が原因となりますが、後天性は暗い中でもわずかな光を感じることができる視細胞に不具合が起きて発症します。
目の網膜には、錐体細胞と桿体細胞という2種類の視細胞が存在しています。明るい場所では錐体細胞が働いてものの色や形を見分け、暗いところでは桿体細胞が少しの光を捉えます。これが明るくても暗くても「見る」ことができる概要です。明るい場所から急に暗いところへ行っても、目が慣れてだんだんと見えるようになります。これを「暗順応」と言いますが、桿体細胞は反応するまでに、多少の時間がかかるのです。
しかしビタミンAが不足していると、桿体細胞は反応できなくなってしまいます。

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暗順応に不具合が起こるのはビタミンAの欠乏が原因?

桿体細胞の中には、ロドプシンという視物質があります。それが光を受けて構造が変わると、桿体細胞を刺激して「光」だと感じるのです。ロドプシンは、タンパク質とビタミンAでできています。そのため、ビタミンAが足りないと、網膜は光を光として感じられなくなります。
しかし、暗い場所で目が見えにくいからといって、やみくもにビタミンAを摂取しようとするのは良くありません。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、取り過ぎた場合は体外に排出されにくいからです。目の健康のために取った食品が、体を損ねては元も子もありません。
そこでビタミンAの効果を高める成分を合わせて摂取するという方法があります。それに一役買うのがアントシアニンです。


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ビタミンAやアントシアニンが必須!?夜盲症予防に効く食品

視物質のロドプシンはタンパク質のオプシンと、ビタミンAのレチナールでできています。光に反応して構造が変わると、つながっていたオプシンとレチナールは切れてしまいます。しかしずっとそのままではなく、再び結合してロドプシンとなります。その再合成の働きを活発化してくれるのが、果物などに含まれるアントシアニンです。ですからビタミンAだけでなく、アントシアニンもたくさん取ることで、目の機能を活性化させることができるのです。アントシアニンは水溶性なので、多少取り過ぎても、体からすぐ排出されるのも利点です。
夜盲症は暗がりで見えにくいという不便さ以外にも、目に負担を掛け、疲れ目などを引き起こす原因になります。目の疲れは頭痛や肩こりも引き起こすので、夜盲症の予防や対策のために目に良い成分を日頃から取ることは、健康という面でも役に立ちます。

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