鳥目になるメカニズムを知り、予防対策を万全にしよう

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夜の風景

暗闇で物が見えるにはどんな目の働きが作用している?

暗い場所に行くと最初は物が見えにくいです。しかし、時間が経つとともに目が慣れてきて、少しずつ見えるようになります。これは暗順応という目の性質によるものです。目には暗い場所で物を見るための細胞が存在します。網膜の全域を覆うように分布している桿体という視細胞です。個人差がありますが、一般的には1億個以上あります。暗い場所に行くと桿体の働きが活性化するので、次第に物が見えるようになるのです。
また、暗い場所では虹彩が広がります。虹彩とは眼球の中の色がついている領域です。その中央に瞳孔があります。暗い場所に行くと瞳孔が開くことを知っている人は多いでしょう。瞳孔が開くのは、虹彩が広がるからです。虹彩が広がることにより、目に取り込む光の量が増えます。以上が暗闇で物を見るときの目の働きの概要です。

明るい光

光を感知するロドプシンとそれを構成する物質

目に映った光は多くの組織を通って脳に伝わります。その時に重要な役割を果たすのがロドプシンという体内成分です。ロドプシンは網膜に分布している桿体に含まれています。桿体が暗闇で活性化するのは、ロドプシンの働きによるものです。ロドプシンには、光を感知する性質があります。ロドプシンが感知した光は増幅されて伝達されるので、暗闇でも見えやすくなるのです。
ロドプシンが光を感知するのは構成物質にレチナールがあるからです。レチナールはビタミンAの一種で、光を吸収することから光検知分子と呼ばれています。また、ロドプシンの構成物質にはオプシンというタンパク質もあります。レチナールとオプシンが結合することでロドプシンが機能するのです。

ブルーベリー

ロドプシンを安定的に生成する効果的な成分とは

ロドプシンが不足していると光を増幅できないため、暗い場所で物が見えにくくなってしまいます。これが鳥目の原因で、時間が経っても目が慣れることはありません。そのような状態になるのを予防するには、ロドプシンを安定的に生成する必要があります。
ロドプシンは目の酷使や加齢によって量が減ってしまいます。ロドプシンの生成量を増やすには、アントシアニンという成分が効果的です。アントシアニンはブルーベリーなどの食品に含まれています。ロドプシンは役割を終えると分解されるのですが、アントシアニンにはロドプシンの再合成を促す効果があります。そのためアントシアニンを十分摂取することが、ロドプシン不足への対策になるのです。

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