アントシアニンってよく聞くけど、どんな成分か知ってますか?

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ブルーベリー

概要

アントシアニンとはポリフェノールの一種で、青紫色をした天然色素です。ポリフェノールは紫外線やウイルスから果実を守るために植物が作り出した成分です。よく眼病予防にも用いられていますが、天然成分のため安心して身体に取り入れることができます。成分は配糖体である「アントアニジン」と「糖」で構成されていて、抗酸化力がたいへん強いです。アントシアニンは果実によって種類が異なり、特にカシスに含まれているアントシアニンは素早く身体に働きかけます。抗酸化力が強いことは変わりませんが、効き目が早いためにブルーベリーなどの他の果実を摂取したときよりも早く目の疲れが改善されるようです。また、ベリー類の中で最も多くのアントシアニンが含まれているのはビルベリーになります。

性質

光を浴びる女性

アントシアニンは、植物が紫外線などの有害な光によるダメージから自らの身体を守る働きをしています。これは人間でいえば「メラニン」の役割にあたります。人間は紫外線を受けるとメラニンの作用により肌を黒くすることで体内に有害な光が入ることを防いで細胞が傷つかないようにしています。同じように植物もアントシアニンといった色素をつくることによって紫外線などの有害な光から身体を守っています。アントシアニンが含まれているナスは大部分が濃い紫色をしていますが、太陽の光が当たらないへたの下の部分は青紫色が少し薄くなっています。この部分は光が当たらないために、アントシアニンの量が少なく色が薄くなっているのです。

効果

女性の目元

アントシアニンには「白内障」や「緑内障」などの眼病や生活習慣病の「メタボリックシンドローム」を予防する効果があります。視力に悪影響を及ぼす「白内障」や「緑内障」は老化にともない、水晶体などの目の働きが酸化してしまうことによって引き起こされます。アントシアニンは「抗酸化作用」によってこれらの眼病を予防することができます。また、肥満予防に働きかけることも知られており、アントシアニンを摂取することによって脂肪の合成を低下させることができるといわれています。油っこい食事をよくする人はアントシアニンを定期的に摂取することで生活習慣病になりにくくなるでしょう。さらに、「第二次世界大戦中、イギリス軍のパイロットがアントシアニンを含む食品を食べたところ、暗い場所で物が見えにくかったのが改善した」という例があることからも健康に効果的な成分であることがうかがえます。

含まれている食品

カシス、ブルーベリー、黒豆、なす、ぶどう、紫いも、赤キャベツ、紫たまねぎ、シソなどに含まれています。

オススメな人

目の健康を維持したい人、目の疲れが気になる人、白内障や緑内障などの目の病気を予防したい人、メタボリックシンドロームを予防したい人におすすめです。

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