視覚機能を維持、その他目のトラブルを防ぐロドプシン

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青空

概要

目という視覚に関わる器官の中で、光を感じるという重要な役割を果たしているのが網膜に存在している視細胞です。視細胞には明暗を認識する桿体細胞と、光の波長をとらえ色として認識する錐体細胞があります。ロドプシンは桿体細胞に存在する色素で、明暗の認識に深く関わっている物質です。ロドプシンはオプシンというたんぱく質とビタミンAの一種であるレチナールが結合してできています。 光が目の水晶体を通って、網膜に達するとロドプシン中のオプシン分子が変形し、レチノールが離れていきます。このロドプシンの分解と同時に発生した電気信号が情報となって、視神経を経由して脳に送られていきます。これにより、私たちの脳ははじめて光を光として認識することができるのです。

性質

桿体細胞にあるロドプシンが光を感じると、その刺激によってロドプシン中のオプシン分子とレチノールの結合が切れ、ロドプシンはオプシン分子とレチノールの二つに分解されます。しかし、オプシン分子から離れたレチノールがそのまま破棄されてしまうということはありません。光の刺激がなくなった段階で、オプシン分子はレチノールと結合できるように再び変形します。その段階で一度切り離されたレチノールは回収され、再びオプシンと結合します。そしてロドプシンとして再合成されるのです。再合成されたロドプシンは次の光の刺激を受け取るために待機することになります。つまりロドプシンは光の刺激の有無によって分解と再合成というサイクルを繰り返す性質を持っているのです。

効果

20_2ロドプシン

光の刺激に応じてロドプシンの合成と分解がスムーズに行われることで、人は光を感じ、モノをモノとして認識することができるようになります。しかし長時間のPC作業で目を酷使するなどして光の刺激を受け続けると、ロドプシンの分解のスピードが再合成のそれを上回ってしまい、ロドプシンが不足してしまいます。またロドプシンを構成するレチノールは再合成される際に少しずつ減少していくため、偏った食生活等により原料のビタミンAの補給がなされないと枯渇してしまいます。これもまたロドプシンの再合成がうまくいかない原因になります。ロドプシンの不足は視覚機能の低下を引き起こします。ロドプシンは視覚機能を維持し、眼精疲労や夜盲症などの目のトラブルを防ぐ効果を持つのです。

含まれている食品

ベリー

ブルーベリー、カシス、うなぎ、レバー。

オススメな人

眼精疲労や視力の低下等に悩んでいる方。

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